人生をしまう時間(とき)

11/30(土)～12/6(金) 
都会の片隅で、「在宅死」と向き合うベテラン医師、小堀鷗一郎、80歳。森鷗外の孫で、東大病院の名外科医がたどりついた最後の現場が、在宅の終末期医療だった。患者と家族とともに様々な難問に向き合い、奔走する医師や看護師、ケアマネージャーたち。一人ひとりの人生の終わりに、医療に何ができるのか。地域の在宅医療に携わる人々の活動に密着したドキュメンタリー。大きな反響を呼び〈日本医学ジャーナリスト協会賞大賞〉を受賞した、NHK BS1スペシャル「在宅死 “死に際の医療”200日の記録」に新たなシーンを加え、再編集。親密な距離からいくつもの決定的な瞬間を捉え、命の終焉に立ち会う人々の微妙な感情の動きを映し出した。