12/3~【Peter Barakan’s Music Film Festival 2022】
Peter Barakan’s
Music Film Festival 2022
公式サイト pbmff.jp
上映作品
※作品の詳細は、画像を選択してください。
『アメリカン・エピック エピソード1-4』 American Epic ※日本初公開
12月3日(土)・7日(水) エピソード1+2
12月8日(木)・10日(土) エピソード3
12月9日(金)・11日(日) エピソード4
エピソード1 ザ・ビッグ・バン 元祖ルーツ・ミュージックの誕生
エピソード2「血と土」過酷な労働 から生まれたブラック・ミュージック
エピソード3 多民族音楽国家アメリカ
エピソード4 セッションズ
©2017 Lo-Max Records Ltd.
日本初公開 電気による録音が可能になった1925年から、アメリカ各地の住民を視野に入れたレコードが作られるようになりました。そのプロセスを描いた3部作のドキュメンタリーではフォーク、カントリー、ブルーズ、ジャグ・バンド、ゴスペル、ケイジャン、ネイティヴ・アメリカン、ハワイアン、ラテンの世界を掘り下げ、最後の長編で は甦らせた20年代の機材で現役世代のミュージシャンたちが当時の曲を再現する姿が記録されています。2017年にイギリスとアメリカのテレビで放映されたシリーズの日本初上映です。
『ブリング・ミンヨー・バック!』 Bring Minyo Back! ※日本初公開
12月4日(日)・5日(月)
©Yuji Moriwaki All rights reserved
ここ数年の日本から出たバンドで最も国際的な可能性を秘めているのが民謡クルセイダーズだと思います。福生を拠点に活動するこのユニークな発想の大所帯バンドが少しずつ認められて、海外でもライヴを行うようになる姿を撮った楽しいドキュメンタリーのプレミア上映です。
『バビロン』 Babylon ※日本初公開
12月12日(月)・14日(水)
© 1980 National Film Trustee Company Ltd
ロンドンのレゲェ・シーンを舞台に、作り物とは思えないリアリズムでアスワドのブリンズリー・フォードが演じるサウンド・システムのDJの活動を追うストーリーで す。1980年に公開された頃には全く知らなかった作品ですが、今見てもその時代のロンドンで人種差別がいかに横行していたか、ありありと伝わります。
『ブリティッシュ・ロック誕生の地下室』 British Rock Born in A Basement ※日本初公開
12月15日(木)・16(金)
©SIXTY TWO Films Ltd.
イギリスのロックが誕生した地下室。嘘のような本当の話です。結成前のローリング・ストーンズのメンバーが1960年代初頭に集まっていた西ロンドンのイーリングのブルーズ・クラブは今や伝説となっています。当時のことを振り返る様々な関係者のインタヴューはファンにとって興味の尽きない内容です。日本初上映です。
『ディーバ デジタルリマスター版』Diva
12月17日(土)~21日(水)
©️1981 STUDIOCANAL
アフリカン・アメリカンの女性オペラ歌手を主人公に、公演のためにパリを訪れている彼女の歌を無断で録音したテープを巡るとてもシャレたミステリーです。 ジャン・ジャック・ベネックスの記念すべき1981年の監督デビュー作、日本では久しぶりの上映です。
■ピーター・バラカン Peter Barakan
1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科を卒業後、来日。現在フリーのブロード キャスターとして活動、「バラカン・ビート」(インターFM)、「ウィークエンド・サンシャイン」(NHK-FM)など多数のラジオ番組を担当。著書に「Taking Stock どうしても手放せない21世紀の愛聴盤」(駒草出版)など。