パドマーワト 女神の誕生
ディーピカー・パードゥコーン。
名前が呼びにくく覚えづらい事以外欠点のない美人女優だ。
『恋する輪廻』以来の観賞だったが、ハリウッドにも進出する等、すっかりトップ女優に成長した。
今回の『パドマーワト』は実在した王妃パドマーワティと、
彼女を巡り対立するアラーウッディーンとラタン・シンという二人の王の物語で、
インド映画史上最高の製作費を投じている。
インド人なら誰でも知っている伝記の映画化に過激な反対派の圧力もあったのだとか。
映画冒頭のこれでもかと言わんばかりの注釈が、上映にこぎつけるまでの苦労を物語っている。
パドマーワティは美しいだけでなく、賢さも兼ね備え、暴君アラーウッディーンに立ち向かっていく。
夫、ラタン・シンは、サムライかっちゅう位義に厚く、
『バジュランギ』の猿神ハヌマーン様似で笑ってしまった。
そして、やりたい放題のアラーウッディーンの怪演が光る。
なるほど、実生活でディーピカーと夫婦だから、張り切っちゃったのかな?
にゃーこ