《VIVA SAURA! 未来を生きるシネアスタ》壁は語る

2024/6/23(日)～28(金)※25(火)、休館24(月)・27(木)休映 ⌛日ごとのスケジュール
スペインで50を超える作品を撮り続け、2023年２月10日、91歳で亡くなったカルロス・サウラ監督の、最後の劇映画『情熱の王国』と、遺作となったドキュメンタリー『壁は語る』を上映。監督とその生き方を再発見。※「情熱の王国」はこちらへ
芸術の起源についてカルロス・サウラが、監督と主演を務めながら探求するドキュメンタリー。先史時代の洞窟における最初のグラフィック⾰命から、最も前衛的な都市表現まで、創造的なキャンバスとしての「壁」と芸術との関係を描く。思想家や、現代アートを代表するアーティストなど、個性的な人々が同⾏するパーソナルな旅。⾃らのことは多く語らないが、芸術に関しては饒舌で、まるで⼦供のようになるサウラ。アルタミラ洞窟の専⾨家と共にスペインの遺跡や洞窟をめぐり、人類の進化と共に、人はなぜ壁に描いたのか、を探っていく。そして、監督自身が若い世代に迫り、壁に描くようになった経緯を問いながら、現代と太古の壁画アーティストたちが時空を超えて、繋がっていく。撮影時、90歳。